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無名の君を見出す塾
昔、私が作った「東大模試」に使った漢文の文章に、次のようなものがあります。
唐の時代、招賢寺に山花があり、色は紫で香りがよく、かわいらしい咲きぶりでした。
寺に生えていたので切られることなく、また知られることもありませんでした。
そこに偶然やってきた白楽天という詩人が詩を作りました。
一部を書き下し文で書くと、
「人間に在りといへども人しらず 君がために名づけて紫陽花となす」
(この世に存在するのに、人々はこの花を知らない。そこで、私が「紫陽花」と名づけよう)
これ以降、天下の人は紫陽花を知るようになった、というものです。
そして、この話の最後は、
「白楽天がこの無名な花の価値を見出したように、正しい道を身につけ才を抱いた人物は、きっとその価値を見出してくれる人が必ずどこかにいるはずである。」
というものです。。
私は、白楽天が紫陽花を見出したように、子どもたちの隠れた才能を見出し、輝かせたい、いつもそのように思っています。
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受験進学塾 野村塾砂町プラザ
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